明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年8月23日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で終わっていました。　Neutralかややマイナスと考えても良いのではないでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安の寄り付きとなりました。　その後変わらず付近まで上昇するのですが、今日も円高です。　それほど大きな動きではなかったのですが方向性が嫌気されて日経平均先物は値を崩して行きました。　９１００円を一旦割り込むところまで下落しますが、前引けは少し戻して終わりました。

　後場は前場の安値付近からの始まりとなります。　その後は横ばいと言っても良いでしょう。　為替もピタッと止まったまま動きません。　眠たい相場が大引けまで続きました。

　注目されていた菅・白川会談は、１５分間の電話会談だったようです。　拍子抜けと言うか何と言うかこれでは何の対策にもなりませんし為替反転のきっかけにもなりません。　今後は未定ですが、はっきりしない相場が継続しそうですね。

明日の日経平均株価予想

　米国株もはっきりしない状態です。　景気の先行き不透明と言うことだそうですが、円高で企業は儲かっているはずなのに・・・。

　一方日経平均は為替しだいです。　ただ、９０００円は堅いような気もします。　前場終了前にリバウンドの動きとなりましたが、この動きに注目してください。　何か不自然なような気がします。　為替が大きく動いた訳でもありませんので、誰かが買い支えたと考えれば、つじつまが合います。　後場寄りは円高が進んだ為、せっかく上がった分が帳消しになってしまいましたが、９１００円を割れると買いが入る。　考えすぎでしょうか？

　明日の日経平均株価予想は小幅反発としておきます。　ＮＹダウは間もなく反発があるのでは無いかと思っています。　今夜か明日の夜か？　ＮＹダウは反発すれば日経平均は持ち上げられます。　後は為替の反転待ちと言うことですが、残念ながら反転の兆しがありません。

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