明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年8月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　雇用統計の発表を今夜に控えて動きが取れないと言った感じでしょうか。　日柄調整が続いています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　９５５０円付近でしばらくもみ合った後、上昇の流れとなりました。　日経平均先物は勢いよくプラス圏へ浮上しました。

　後場も寄付きから高く、更なる上昇を期待したのですが、昨日の後場の高値９６６０円を抜くことができません。　株価はしだいに安くなり、再びマイナス圏に沈みました。　しかし、今日は為替が円安の流れとなっていた為、上げた分を消してしまうようなことは無く、再度上昇して行きます。　大引け間際にも９６６０円の攻防が見られましたが、やはり抜けずに終わりました。　９６６０円、何かあるのでしょうか？

　為替が良い流れとなっています。　綺麗な右肩上がりと言うか表現が難しいですが、とにかく円安方向です。　こういう流れだと、普段ならもっと上げても良いのですが、何せ今夜の雇用統計が気になり、積極的には買い進めなかったと言うのが本音なのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　今夜の雇用統計はどうなるのでしょう？　それによって株価はどう動くか？　そして何と言っても為替が気になります。　先日発表されたＡＤＰ（民間）雇用統計は改善が見られたということだったので、今夜発表される数字も改善していると言う事を先読みして、為替が円安に動いていた可能性もありますが、これだけは出てみなければ分かりません。　良い数字ならば、米国株高、為替反転と言うことになりますが、悪ければ更なる金融緩和の可能性があるだけに、一気の円高が考えられます。　前者であることを今は願うしかなさそうです。

　一方日経平均ですが、チャートを見てみると、かなり煮詰まってきたように見えます。　ボリンジャーバンドの幅も狭くなってきましたので、どちらかに大きく振れそうです。　

　今日は予想のしようが無いので、予想はお休みして、希望で大きく上がるに一票投じたいと思います。

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