明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ小幅高・ナスダック小幅安で戻ってきました。高安まちまちだったのですが、ここまで上げてきた為、利食い売りややれやれ売りをこなしていたのではないでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して始まりました。　米国市場より為替の円安を好感しての上昇です。　昨日の株式市場が終わった後から急激に円安が進み、８７円台の後半まで約１円動きましたので、かなりインパクトがあったと考えられます。

　その後ももみ合いながら徐々に下値を切り上げ９７００円手前まで上昇しました。

　後場は寄付きから一気に９７００円をクリアします。途中中だるみする時間帯もありましたが、その後は更に上昇しました。

　大引けは９７３０円で、７月のＳＱ値を抜けました。　日本市場にも本格的な夏がやってきたと言えるのではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは一目均衡表の雲の上でのもみ合いとなりました。　連日の続伸となっている為、少し下げてくれても良かったぐらいです。　しかし本日の立役者はなんと言っても為替の円安です。　円高論者が多い中、１円の円安は株価上昇の追い風となりました。　では、流れが変わったのか？　気になるところですが、チャート的にはＭＡＣＤが円安方向にクロスしただけで、他にはトレンド転換を裏付けるシグナルは何もありません。　そのＭＡＣＤもほんの僅かにクロスしただけで、明日、もう一度円高となれば即逆向けにクロスしてしまいそうな程度です。　したがってもう少し見てみないと分からないと言うことです。

　明日の日経平均株価予想は、続伸を予想します。　理由としては、当然米国株が堅調なことと、もう少し円安がありそうだと言う事です。　今のところこれと言う裏付けは見つかっていませんが、何となく先が明るいような気がします。　これを書いている今（15：50）為替が８８円台に乗せてきました。　明日も面白くなりそうですよ！

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