明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　最初は気迷いから一気の上昇、日中は横ばい、後半引けにかけて更に上昇、特に引けにかけての上昇は光るものがありました。　直近の高値も抜き、一目均衡表の雲の上に頭を出し、上昇トレンド決定と言った感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は・・・・・？？？　高寄りするはずだったのですが・・・・・？

　米国株高＝円安と言う方程式が成り立っていません。　オバマ大統領の輸出強化策を推進する為の陰謀・・・・・？

　もし、そういう流れがあるのならば日銀が何か対抗策を出してくれないと為替はこのままか、むしろ更に円高になる可能性が考えられます。

　その後株価は少し上昇しますが、もみ合いの範疇を抜け出すことはできません。　後場もやはり上げきれず、昨日比変わらず付近でのもみ合いとなり、そのまま大引けとなりました。　ＮＹダウ１００ドル高の恩恵は、たったの１０円でした。

　今回の株安の震源地である欧米は高いのに日本だけが取り残されています。　と言うより舐められていますと言ったほうが良いかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックが上がっても日経平均は上がらない、ＮＹダウやナスダックが下がれば日経平均も下がるんでしょうね。　そんなことではいつまでたっても１００００円に到達せず、面白くない相場が続くといった予想が成り立ってしまいます。　ここはひとつ世界に舐められない為に、日銀の更なる金融緩和に期待したいところです。　政治の方でも円高阻止発言をやってもらわないと大変な事になりますよ！

　明日の日経平均株価予想ですが、今日と同じようなところでうろうろと言ったイメージで考えています。　昨日の引け味を考えると、ＮＹダウは続伸しそうですが、為替が円安に動く気配を見せてくれません。　今後も為替が株価を決める相場が続きそうです。

リンク