明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落してしまいました。　欧州はしっかりしていたようなのですが、バーナンキ議長の景気見通しに対する弱気発言で売り込まれたとされています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下げて始まりました。　為替が円高の流れとなったことも大きく影響したものと思われます。　その後も円高の流れは変わらなかったのですが、日経平均先物は、底堅い動きのように見えたのは私だけでしょうか？

　後場は更に安くなり、９１７０円までありました。　その後は９２００円付近での横ばいが続き、そのまま大引けとなりました。

　為替がいつ反転するのか？　反転せず、８５円、８４円と進んで行くのか？　日経平均の行方は為替しだいです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウはバーナンキ発言で「ドスン」と落ちましたが、約１００ドルほど下げた後は何となく下げ渋ったような動きに見えました。　一昨日、一目均衡表の雲の中に突入し、ぶら下がることができずに落下したように見えますが、一昨日の安値は割り込んでいませんので、今夜は同じようなところでのもみ合いとなる可能性が高いのではないかと考えています。　欧州金融機関のストレステストの結果発表の前日でもありますので、動けない状況となりそうです。

　一方日経平均は、円高の影響で米国以上に下げています。　少し下げすぎではないかと思います。　東証１部の騰落レシオもそろそろ底を示唆していますので、これ以上は下げ辛くなってきています。　底は今日か？明日か？来週の月曜日か？　その辺りで何とかなりそうです。

　明日の日経平均株価予想ですが、小幅上昇としておきます。　本当は騰落レシオを材料として大幅上昇を予想したいのですが、米国が動けないのなら、日本も動けないのは仕方ない事です。

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