明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　とは言っても週末大きく下落しましたので、上昇と言うより小反発と言う感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替の円高も手伝って、下落の始まりとなりました。　その後為替が円安方向に動き始めたことで買いが優勢となり、上昇が始まります。

　後場もマイナス圏ながら、堅調な推移となりますが、しだいに買いが途切れだし、ずるずると下方向に動きます。　大引けは９３００円になんとか乗せて終わりましたが、梅雨明けはまだのようです。　早く梅雨が明けてくれないとカビが生えそうです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは週末大きく下げて、昨日小反発しましたが、反発力が弱いと言った印象は拭えません。　今後の展開を予想したいのですが、今の段階では非常に難しいです。　企業決算も続々出てきますので、それによって一喜一憂しそうな気配です。

　一方日経平均は、相変わらず米国株と為替に一喜一憂している状態が続いています。　ただ、ＮＹダウよりも弱いと言うのは確かで、何もそこまで売らなくてもと言う状態です。　長期では間違いなく買いゾーンに入っていますので、下げたら買いと言う投資法でよいと思います。　騰落レシオも７０台に入ってきましたので、そろそろ反発するとは思いますが、底が何処かは今のところ見えていません。

　明日の日経平均株価予想ですが、本日の終値付近での膠着相場となりそうだと思います。　米国が決算発表中と言うことに加え欧州の金融機関のストレステストの発表を週末に控えていますので、それを通過するまでは動きにくい相場となるでしょう。

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