明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に小幅上昇と言う結果でした。　スピード調整と言うか利食いをこなしていると言うか、相場的には良い調整ではないでしょうか。　アルコアやインテルの決算も気になっていましたのでね。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で始まりました。　その後為替が円安方向から円高方向へと流れが変わり、それと歩調を合わせるようにじりじり下げますが、何とかプラス圏を維持して前場を終了しました。

　後場に入り円高の流れが変わらなかったことで一気にマイナス圏へと沈みました。　後は横ばいで小安いところでの推移が大引けまで続きました。　為替の円高は落ち着いてはいましたが、反転してくれないと株価反発とはなりませんね。

明日の日経平均株価予想

　米アルミニウム大手のアルコアの決算が発表され、第２・四半期決算は、利益が市場予想を上回りました。　市場が終わってからの発表だったため、昨日の株価には折り込まれず、アルコア株は時間外で上昇していたようです。　このことを今夜の市場はどう折り込みに行くのか？　インテルも気になりますので、素直に好感できるのかどうか注目の集まるところです。

　一方日経平均も米国市場の反応が判らないため、先取りして動くことはできませんでした。　為替の円高、そしてＮＹダウやナスダック先物が下げていたことが気になります。

　明日の日経平均株価ですが、下を予想します。　理由としてはＮＹダウの上昇値幅が日に日に少なくなってきています。　チャート的に一旦しゃがみたいように私には見えるのです。　アルコア株は上昇すると思いますが、指数自体は一服のタイミングではないでしょうか？　一旦下げておいて再出発と言うシナリオを描いています。　皆さんはどう思われますか？

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