明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年7月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に続伸しました。　日中はだれるような場面も見られましたが、引けにかけて上昇し、良い動きとなりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高の始まりとなりました。　その後一旦マイナス圏へ沈みますが、為替の流れが円安方向だった為、再びプラス圏へ浮上するような場面も見られました。

　後場は為替の円安方向の流れを素直に反映し、プラス圏での推移となり、一時９６００円を上回る時間帯もありました。　大引けは４０円高で終了しましたが、選挙前の週末にしては上出来の結果だったのではないでしょうか。

　いつものアンケートも票が割れ、「少し上がる」と「少し下がる」が拮抗していました。　最終的には「少し上がる」に投票してくださった方に軍配が上がったのですが、前場マイナスになる場面もあったことから、引き分けでも良いのではないでしょうか。　それにしてもよく当たりますね！　やはり株は多数決で決まるのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウ・ナスダックは共に上昇し、強い動きとなってきました。　特にＮＹダウは２５日移動平均線の上に出てきました。　２５日移動平均線自体はやや下向きになっていますので、上昇トレンド認定とまでは言えませんが、楽しみな動きとなってきたことには違いありません。

　欧州では金融機関のストレステストの結果がどうなるかと言う話題がありますが、結果を待って株価は上昇すると思います。（もう既に上がり始めたかな）

　米国の時もそうだったように、ストレステスト自体は「結果は良かったよ！」と発表し、投資家を安心させる材料にすぎません。　もし、悪い結果が出るようであれば、それに対する政策が同時に発表されるでしょうから、どちらにしても好材料となるでしょう。　一種のパフォーマンスですね。

　一方日経平均もしっかりした足取りになってきました。　外部要因に持ち上げられているだけかも知れませんけど・・・。　ＮＹダウほど強くはありませんが、本日、日経平均先物のＭＡＣＤが陽転しましたので、来週は楽しみです。　ダマシに終わらないよう応援したいと思います。

　今夜の米国市場は、昨日の終わり方が良かった為、更に続伸すると思います。　しかし、利食い売りややれやれ売りも出てきますので、それをこなさなければなりません。　したがって、小幅高を予想します。　そうなると、月曜日の日経平均は小幅高で始まりそうです。　その後も大きく売られることなく堅調な地合いを予想します。

リンク