明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年6月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　上昇と言っても僅かなもので、気迷いと言う言葉のほうが当てはまりそうです。　ワールドカップ開催中（アメリカ人がどれくらいサッカーに興味があるのかは知りませんが・・・）でもあり、ここまで一気に戻してきた利食いも出ていたものと推察します。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替が少し円高気味に推移していたこともあって、安い（１００００円ジャスト）始まりとなりました。　その後一旦上を目指しそうな動きを見せるのですが、円高には勝てず、結局上げきれませんでした。

　後場は今度は下へ動きます。　１００００円を割れるのですが、何故か止まりました。　板を見てみると、１００００円より下には結構大量の買い板があり、何かの資金が買い支えているような印象がありました。　国会も終わり、いよいよ実質選挙戦のスタートとなりましたので、ここでの株安は選挙を戦う上で不利と見たのか？（単なる想像です）

　その後１００００円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いが大引けまで続きました。　結果８０円安だったのですが、ろうそく足では辛うじて陽線で引けました。　結構底堅い値動きで、１００００円は死守するぞ！と言う意思表示のようなものを見たような気がします。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは売り方買い方交錯状態で、もみ合いの一日でした。　相場的には良いもみ合いだったのでは無いでしょうか。　欧州不安（格下げ）、米国雇用問題等、悪材料に打たれ強くなってきたようにも思えます。　上昇トレンドも確認できていますので、もう少しぐらいもんだ方が相場の為かも知れません。

　一方日経平均先物も底堅い動きですので、方向性は上だと思っています。　米国株同様こちらも一気に戻した為、もみ合う必要があるでしょう。　明日は週末と言うこともあって、利食いに押される可能性は高いと思います。　しかし、大きく下げることは考えにくく、そうなればもみ合いを予想するべきでしょう。　為替の動きに注意しながら来週再スタートと言った感じでしょうか。　本日は以上です。

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