明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年6月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に続落となりました。　途中までは底堅い動きだったのですが、後半崩れ出し、安値引けのような形となりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落しての始まりとなってしまいました。　しかし、そこから下を見に行くのではなく、戻しに入ります。　水面下でのもみ合いの後、更に上昇し、プラス圏での推移となりました。　早朝に急激な円高が進んだ為替が戻してきたことがやはり一番の薬となったようです。

　後場は為替の円安方向への動きが足踏みとなった為、日経平均先物も調整状態となりますが、再びマイナス圏へ沈むことなく大引けとなりました。

　米国株安で意気消沈の市場が、今日は為替に助けられました。　為替の影響はやはり大きいようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは大きく下落し、終値ベースでは最安値となりました。　しかし、都合よく考えると、ザラバの安値は割り込んでいませんので、今夜切り返せば何とかなるのかも知れません。　昨日の下げは特に新しい売り材料が出た訳ではなく、どうしても売らなければならない人がいたか、下げるから売る、売るから下がる、と言うような悪循環となったのではないでしょうか。　しかし、２日連続で大きく下げていますので、将来仮に下に行くとしても、そろそろ一旦反発があっても良いのではないでしょうか。

　一方日経平均先物は、為替に助けられ、何とか９５００円台をキープすることができました。　ただ、何度も言いますが今週末にＳＱが控えていますので、動き辛い日々が続いています。　明日はＳＱ前の水曜日と言うことで、大きく売り込まれる可能性もありますが、今回はあえて逆の予想をしたいと思います。　波乱は昨日一足先にありました。　明日の日経平均株価予想は上です。　上だと言ってもＳＱを前に急上昇は考えにくい状況ですので、上がっても１００円前後かな？　と思っています。

　１１日（金）入梅、１２日（土）新月と節目が続きます。　底を言い当てることは難しいですが、下げたら買いチャンスと言うスタンスで良いのではないでしょうか。　本日は以上です。

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