明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年6月7日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落しました。　ハンガリーの金融危機懸念に加え、米雇用統計悪化と言う悪材料のダブルパンチだったようです。　ハンガリー自体はユーロ加盟国ではなく、独自通貨フォリントがありますので、影響は限定的だと思うのですが、ギリシャ問題がハンガリーに飛び火し、次は何処か？と言う不安が広がったと言えるのではないでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然のように大きく下落して始まりました。　その後株価はじりじりと値位置を切り下げて行き、前場終了前には９５００円を一瞬割り込んでしまいました。

　後場は安値圏での横ばいとなります。　値動きも乏しく全てが様子見状態で全く面白くない相場が大引けまで続きました。

　個別では、週末に決算を発表した3436ＳＵＭＣＯの上昇が目立ちました。

明日の日経平均株価予想

　先週末のＮＹダウやナスダックの日中足を見てみると、寄り付きにドスンと下げて、その後大きな反発も無く、だらだらと下げていった非常に弱い形のチャートだったように思います。　ＮＹダウの日足チャートを見てみると、５月２５日のザラバの最安値までは行きませんでしたが、終値では最安値となってしまいました。　雲行きが怪しくなりました。

　一方日経平均先物も６月２日につけた安値を下回ってしまいましたので、こちらも下を見なければならなくなってしまったようです。　今週はＳＱがありますので、余計に動き辛い状況が予想できます。

　明日の日経平均株価予想は、一旦調整するでしょう。　株価水準は今夜の米国株と為替しだいなのですが、再び騰落レシオが低水準になっていますので、中長期投資では買いの好機なのではないでしょうか。　本日は以上です。

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