明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年6月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落してしまいました。　安く始まり、一旦プラス圏まで戻したのですが、引けにかけて再び売られる展開となりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安い始まりとなりました。　その後はもみ合う展開となったところへビッグニュースが飛び込んできました。　既にご存知と思いますが、鳩山首相辞任のニュースです。　政局混迷と言うことで、為替が先に反応しました。　勿論円安方向です。　しかし、何故か日経平均先物は動こうとはしません。　買ってよいのか売ってよいのか判断が難しかったのでしょうか？　約１時間ほど横ばいが続きました。　１０時半頃、ようやく重い腰を上げて急上昇、高値９７７０円までありました。

　後場は円安の流れが一服し、だらだらと円高方向に動いていた為、前引けより安い始まりとなり、どんどん値を下げて行きました。　途中もみ合う場面を挟んで更に下落、安値は２時６分の９５５０円でした。

　大引けにかけて少し戻し、何とか９６００円台を死守しました。

　鳩山首相辞任で円安株高を期待したのですが、終わって見れば何の影響も及ぼさない首相だったと言うことです。　ただひとつの功績をあげるとすれば、小沢さんを連れて辞めた事でしょうか？

　ここからは次の首相は誰なのかと言うところに焦点が集まるのですが、菅さん有利と言う声も聞こえてきます。　岡田さん？　前原さん？　と言う代表経験者が無難なところかも知れません。　連立与党なので亀井さんも選択肢の一人かも知れません。　参院選は与党に逆風が吹きそうなので、どうせ負けるのなら亀井さんを首相に据えて負けた責任をとらせると言う悪巧みも有りでしょうか？？？

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウやナスダックは下落しました。　原油の流出事故でエネルギー関連株が売られたとされています。　そこで私はこう考えました。　売られたエネルギー関連株は買いではないか？　これは事故です。　相場の格言に「天災は買い向かえ」と言うものがあります。　案外売り込まれたところを笑いながら買っている人もいたのではないでしょうか？　今夜の米国市場は反発する確立が高いと思います。

　明日の日経平均株価予想はどう考えても上だと思います。　もし下げるようなら笑いながら買い！　打診買いですよ！　総攻撃は今夜の米国市場を見てみないと分かりませんが、ひとつ好材料として、日経平均先物のＭＡＣＤが陽転した事をお伝えしておきます。　本日は以上です。

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