明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　途中までは上昇していたのですが、大引けに向けて値を消し、とどめは窓を空けて「ドスン」と落ちました。　この連続性の無い「ドスン」は信用しないほうが良いと思います。　何かを悲観して「ドスン」と下げたのではなく、どうしても売らなければいけない玉が一気に出てきたものだと思います。　そうでなければこんな落ち方はしないと思いますよ。　理由はいろいろ出ていますが、昨日のＮＹダウやナスダックは最後は無視し、Neutralという見方で良いでしょう。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は慌てた売りに押され下げて始まりました。　「今が底」と言う昨日の発言は取り消さなければならなくなってしまいました。

　その後株価は右肩上がりとなりプラス圏へ浮上します。　米国株がNeutralならば日本株もNeutralです。

　後場は一段高で始まります。　その後少しもみ合いとなりますが、１時２０分頃から買いが優勢となり、押し目を入れながら右肩上がりの展開が、大引けまで続きました。　大引けは９６５０円の高値引け、久しぶりに気持ちの良い終わり方となりました。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは、明確な反転シグナルは出ていませんが、日経平均先物は良い形となってきました。　昨日の値動きの幅を全て飲み込みました。　そう、つつみ線の出現です。　このつつみ線はトレンド転換を暗示しています。　おまけに高値引けだった為、上髭の無い陽の丸坊主となりました。　買い方にとって良いシグナルが出てきましたね。　明確なトレンド転換のシグナルはまだですが、買いのタイミングが到来している確立が高いと思います。

　明日の日経平均株価予想は当然続伸です。　ユーロの動きに注意を払いながら試し買いで対応といったところでしょうか。　６月相場が楽しみです。　本日は以上です。

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