明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大幅に下落しました。　欧州不安に加え、米新規失業保険申請件数の増加も嫌気された原因だったようです。　為替の円高も止まりません。　早朝には９０円を割り込む場面もありました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然大きく下落しての始まりとなりました。　昨日日経平均先物は、辛うじて１００００円を死守したのも無駄な努力となり、寄り付き値は９７３０円、これは今年２月９日のボトム９８６０円をも下回る水準となりました。　困りましたね。　いよいよ下が見えなくなってきました。

　その後株価は概ね９８００円と９７００円の間を行ったり来たり、終日同じようなところにいたような印象です。

明日の日経平均株価予想

　収まらない欧州不安、売られるユーロ、必然的に円が買われ日経平均株価は下落。　ソニーとグーグルの提携も他には波及せず、ソニー株もたった１８円しか上昇しませんでした。　市場が落ち着いていればストップ高買い気配となりそうなインパクトのある材料だったのではなかったかと思います。　外部環境が落ち着くまで「おあずけ」と言ったところでしょうか。

　しかし、いろんな銘柄が安くなりました。　バーゲンセール開催中と言った感じです。　好業績銘柄がより取り見取りです。　こんなときは株の基本中の基本、商売でも同じですが、「安く仕入れて高く売る」と言うことを思い出しましょう。　今日買っていれば月曜日に上がる！　保証はできませんが、恐くて手が出せないところを買った投資家が儲けている現状を忘れてはいけません。　市場が総弱気のときこそ買い向かうべきだと思いますよ。　オシレータ系の指標は総強気を示しています。　私の得意の騰落レシオとサイコロジカルラインに買いシグナルが点灯しました。

　来週の日経平均株価予想は上です。　もし、月曜日が安い始まりとなれば、総攻撃の開始（買い始）です。　勿論ロスカットラインは設定します。

　ここまで下げたので、来週の相場が楽しみです。　本日は以上です。

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