明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に続落となり、尚もユーロ不安を引きづっているようです。　日中の動きとしては、大きく下げた後、少し戻してボックス圏での推移だったようで、売りもそろそろ一服、しかし買いも入り辛いと言ったところでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小安く始まりました。　その後値ごろ感からか一旦プラス圏へ浮上します。　しかし、上がったところを買う投資家が不在で、今度は下へと向かいました。　流れは下です。

　後場も押し目を入れながら下へと向かいます。　とどめは２時を過ぎた頃でした。　為替が突然円高方向へ走りだしました。　日経平均先物もそれに追随するように急落し、１００００円ジャストまで下落しました。　現物の日経平均株価は、１００００円を割り込み心理的な壁を突破してしまいました。　大引けにかけて少し戻したものの、終日下げ相場の一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは続落し、暗い雰囲気一色となり、日経平均先物も陰の極が現実のものとなってきました。　あれだけ過熱していた騰落レシオも７０台に入ってきました。　と言うことは、反転の時期が近づいてきたと言うことも事実です。　オシレータ系の指標にも、買いシグナルが増えてきていますので、反転の兆しは今のところ見られませんが、打診買いのタイミングにきているのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想ですが、お世辞にも上とは言いがたい状況です。　週末でもあることから買いは入り辛い一日となりそうです。　しかし一方通行の相場はありませんので、近いうちに反発はあります。　企業業績を考えれば、外部環境さえ落ち着けば、必ず反発しますので、好業績売られすぎ銘柄を探す絶好のチャンスだと思います。　本日は以上です。

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