明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下げてしまいました。　日中プラスを保つ時間帯もありましたが、引けにかけて大きく崩れる展開だったようです。　この日発表された新規失業保険申請件数は４４万４０００件と、前週の４４万８０００件（修正）から小幅改善したものの以前高い失業率が嫌気されたとの報道がありました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落して始まりました。　その後一旦下へ動き、１０４００円を割り込むのですが、一昨日の安値１０３４０円までは下げること無く、小幅戻して横ばいとなります。　その後しだいに買い優勢となり、本日の寄りつき値を上回って前場を終了しました。

　後場は前場終盤の流れを受け継いで、強い動きとなります。　右肩上がりの展開で、２時過ぎには１０５６０円まであり、更に上を目指すかと思われた矢先、為替が突然円高に振れました。　為替が先なのか、日経平均先物が先なのか、本当のところは分かりませんが、どちらにしても同調する動きは今日も健在でした。

　大引けは、後場の上げ分を全部消してしまう、いわゆる行って来いの形となりました。

　昨日の予想を外してしまい、少しへこんでいます。　米国市場の後半の下げは予想できませんでした。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウ・ナスダックは、結果として下げてしまったのですが、特段の悪材料が出たと言うわけではなかったような気がします。　失業率の高止まりにしても、報道機関としては下げたことに対して、何か言い訳を考えないといけないことからそう報道されていますが、それも想定の範囲内であることから、私としては相場のリズムだったのではないかと考えています。　根拠としては、ＮＹダウ・ナスダック共に前日の安値を割り込まなかったことです。　今夜、割り込むようなことになれば、訂正しなければいけませんが、現状では、相場は上を向いていると思います。

　一方日経平均先物ですが、昨日そして本日の動きを見ていると、上昇したがっているように見えるのは私だけでしょうか？　日経平均先物は、上昇へのスタンバイＯＫという状態で、「米国が下げなければ、いつでも上を目指しますよ」と言う声が聞こえているような気がします。（勝手読みでなければ）

　明日の日経平均株価予想ですが、来週のことを予想するのは非常に難しいのですが、上ではないかと思っています。　このところ、５月にしては寒い日が続いていますが、明日辺りから暖かくなる予報ですので、株式市場も暖かくなる事を予想します。　本日は以上です。

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