明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大幅続落となりました。　一目均衡表の雲を上から下へと一気に串刺しにしたような形となり、滅多と見られるようなことの無いチャートです。　日中足を見ても突然下へ大きく突っ込んで、そして戻って来たような動き、何やら誤発注があったとか？　更にその誤発注を取り消す？？　自己責任の国で取引が成立しているにもかかわらず、それを取り消すことができるのでしょうか？？？　利害が絡むだけにどうなることやら。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下げて始まったことは言うまでもありません。　１０２２０円で寄り付いた後は１０２００円を瞬間的につける場面がありましたが、その後少し戻して横ばいとなりました。　上なのか？下なのか？様子見の方も多かったのではないでしょうか。　私は以前から目をつけていた銘柄を買って見ました。

　後場は大きく円高に傾いていた為替が徐々に円安方向に戻してきた為、少し上からのスタートとなりました。　その後、右肩上がりの展開となりますが、安心して買い進める環境では無いと思う投資家が多かった為か１０４３０円で止まりました。　そして今度は右肩下がりが続き、前場の終値付近まで下げてしまいました。

　現物取引が終了する３時にかけて少し戻し、圧巻はその後です。　３時から３時１０分にかけて急伸！　大引け間際に１０４４０円の本日の高値を記録しました。　短期筋の買戻しだったのではと推測します。

　しかし大きな波乱の週末となってしまいました。　これだけ大きく振られると、振り落とされてしまった方も多かったかも知れませんね。　来週から気を取り直して頑張りましょう。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは、誤発注があったのかも知れませんが、「何もそこまで」と思うような値動きです。　チョッと異常に見えます。

　一方日経平均先物や為替も同調しすぎで大きく下落（円高）となってしまいました。　日経平均先物も米国同様一目均衡表の雲を一気に下抜け、終値では何とか雲の中に戻って来た状況です。　２５日移動平均線との乖離率も-５％を下回り、私としては過敏に反応しすぎに見えます。　しかし、下げたものは仕方がありません。（おかげで安く仕込むことができました）

　さて、今後（来週）どうなるのか？　流れは下を向いていて、市場は落ち着きを失っていますので、急反発と言う予想はしにくいのですが、しだいに落ち着きを取り戻し、再び上を向くのではないかと考えています。　今夜の米雇用統計も気になるところです。

　私の今のシナリオは、今日が底で来週は徐々に戻すと見ています。　しかし、雇用統計しだいでどうなるか分かりませんが、もし来週月曜日、続落なら積極的な買いで対応したいと思っています。　本日は以上です。

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