明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年5月6日

本日の日経平均先物の動き

　ゴールデンウィーク中の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく値を崩してしまいました。　ギリシャの問題をひきずって、それを言い訳にしていますが、以前も申し上げたように、この問題は言い訳に過ぎず、米国株下落の本当の理由ではありません。　とは言っても下げたものは仕方が無いので、それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は米国下落分にサヤ寄せして始まりました。

　その後は横ばい、慌てて売る投資家や、安いから買う投資家、それぞれの考え方が交錯し、全く動かない状態が終日続きました。

　そこで忘れてはいけないことは、国内要因で下げたのではなく、海外株価にサヤ寄せしただけと言うこと。　企業業績は好調で上方修正が多いは事実です。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは大きく値を崩し、ボリンジャーバンドの-２σ付近まで下げました。　一目均衡表の雲も近づいて来ましたので、これからは何処で止まるのかに注目しなければなりません。　値幅はそろそろかと思うのですが、日柄が足りないような気がします。

　一方日経平均先物は、-３σ付近まで下げました。　少し反応しすぎかも知れません。

　明日の日経平均株価予想ですが、米国株調整ならば日本株も同調の動きとなりそうです。　日本株だけが上昇する訳には行かないのは周知の事実です。　明日は週末、そして来週はＳＱが控えていますので、動きにくい日が続きそうです。　本日は以上です。

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