明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年4月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大幅下落となりました。　ギリシアとポルトガルの格下げが原因とされているようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく窓を空けての下落で始まりました。　その後株価は一進一退を繰り返し、１０９００円前後でもみ合いとなりました。　前引けは前場の高値まで戻して終わった為、後場に期待ができるのではないかと思った方も多かったのではないかと推察しました。

　後場は、予想通り上昇のスタートとなりました。　しかし、後が続きません。　株価は緩やかに下げ、前場の高値付近でのもみ合いに終始し、そのまま大引けを迎えました。

　連休前に思わぬ落とし穴が待っていました。

明日の日経平均株価予想

　ギリシヤ・ポルトガルの格下げによって世界の株が下げたと伝わっていますが、本当にそうでしょうか？　この格下げの問題は以前から噂されていたことで、想定の範囲内であったと思います。　ＮＹダウやナスダックはここまで上げてきて、一服したかったところへこの話題が出てきて、絶好の下げのきっかけを作ったものだと思います。　したがって、これから先、下降トレンドに変わるかと言うとそうではなく、過熱指標が冷めれば再び上昇してくると思います。　早ければ今夜にも？

　日経平均先物は大きく下げましたが、２３日の安値（１０８５０円）、２２日の安値（１０８６０円）、２０日の安値（１０８４０円）を割り込むことは無かったので、底堅い値動きだと見ても良いと思います。

　ボリンジャーバンドで見てみると、-１σを少し割り込んでいます。　そしてバンドの幅も狭くなっていますので、そろそろどちらかに大きく動きそうです。　これだけを見れば下振れと見るべきなのかも知れませんが、連日好調な企業業績が発表されている状態で下に動くでしょうか？　ファンダメンタルズを考えると非常に売り込みにくいと思います。　もし、下値があれば買いで対応するのがベターなのではないでしょうか。　実は私、今日ある銘柄に試し買いを入れてみました。　試し買いですので１単位しか買っていませんが、即日コストを抜けました。　もし下げれば難平しても面白いかも知れません。

　明日からゴールデンウィークでお休みの方も多いと思いますが、ゴールデンウィークもフル操業の企業もあるそうですので、そんな企業を探してみるのも面白いのではないでしょうか。　本日は以上です。

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