明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年4月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　米ゴールドマン・サックスを証券詐欺罪で訴追したことや、火山の噴火でユーロ圏の交通が麻痺し経済への悪影響が懸念された等の報道がありますが、それらは株価が下げるためのきっかけに過ぎず、もともと一服したかったと言うのが本音では無いでしょうか。　タイミング良く悪材料が出てきますね。　裏で情報操作が行われているのかも知れません。火山の方は時間が経てば収まると思います。　「天災は買い」とも言われています。　ゴールドマンの方は氷山の一角ではないかと騒がれていますので、様子を見なければなりません。

　悪材料が重なった月曜日の日経平均先物は、円高も手伝って大きく窓を開けての始まりとなりました。　予想通りの展開です。　その後株価は横ばいから僅かずつ下落方向への動きとなり、前場安値引けとなりました。

　後場の始まりはもう一段安くなり、１０９００円を割り込みます。　その後戻しに入るかに見えたのですが、今日の環境下では買いが続くはずも無く、１０９００円の少し上での横ばいに終始しました。

　久々の大きな下落となった日本市場ですが、これで下落は終わったのでしょうか？　何処で底を打つかの見極めが大切になる一週間になりそうです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックはＧＳショックで大きく下げました。　今夜戻せるか？　私は続落すると予想します。　氷山の一角と言う声があるうちは、積極的な買いは入らず、むしろここまで上げてきましたので、利益確定の売りに押されるような気がします。

　一方日経平均先物は、米国同様一服したかったはず、米株下落を言い訳とし大きく下げました。　写真相場は日本市場の性ですので、仕方がありません。　おまけに円高では買う理由が見当たりません。

　明日の日経平均株価予想は、どう考えても続落です。　先週申し上げたように、１０８００円付近までは考えておいたほうが良いのではないでしょうか。　明日、若しくはあさってが正念場となりそうです。　本日は以上です。

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