明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年4月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　しかし、インテルの市場予想を上回る好業績は市場が終わった後の発表だったため株価には折り込まれていません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はＮＹダウやナスダックが高かったことと、このインテルの好業績を先取る形で大きく上昇して始まりました。　その後株価は高安を繰り返しながら１０時前に１１２８０円の高値をつけました。　しかし、過熱指標が多いことで利食いに押されたか、右肩下がりの展開となり、寄り付きの値段より安いところで前場を終了しました。

　後場も下向きの流れは変わらず、更に下へと向かいました。　日経平均先物は、昨日比マイナスになることは無かったのですがすれすれのところで反転し、後は１１２００円を超えた所でもみ合いながらの大引けとなりました。

　インテルの決算は正直サプライズでした。　今後の相場はハイテク株が引っ張る形になるかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは危なっかしい場面を見せながらも新高値をつける強さがあり、派手さはないものの着実に一歩一歩登っているようです。　米国景気がどうなっているのか直接見えませんが、想像以上の回復を見せているのかも知れません。

　一方日経平均先物は自力で浮上することはできないようで、せっかくインテル効果で持ち上げてもらってもそれ以上上に行けないようです。　その証拠に十字足を一日挟んでいますが７営業日連続陰線となっています。　上がったところは確実に売っている投資家が多いようです。　利益確定なのか新規の空売りなのかは分かりませんが、私同様目先は一旦調整と言う見方が多いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、本来ならやはり下と言いたいところなのですが、インテルの効果が大きそうなので上を予想します。　しかし、どんどん買いあがれるだけの環境ではありませんので、急落には注意です。　本日は以上です。

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