明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年4月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　雇用統計を好感した買いが入ったものだと思います。　好材料出尽くしを警戒していたのですが、そうはならなかったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日先に上げていた為、窓空けとはならず、昨日の終値と同値の始まりとなりました。　為替が円安方向に推移していた為、日経平均先物もそれに合わせるように下落の展開となりました。　前場の安値は１１２５０円までありましたが、１０時ごろにその値段をつけた後は横ばいから前引けにかけてやや戻し気味で前場を終了しました。

　後場は前場の終値付近で一進一退となりますが、２時前頃にそのレンジを下抜けしてしまいました。　前場の安値より更に安い１１２２０円をつけてしまいます。　その後大引けにかけて戻し基調となり、前場の終値付近まで戻して終了しました。

　やはり円高の流れには勝てないようで、軟調な一日でしたが、上げるばかりの相場はありませんので、どこかで一息入れたかったと言うのが実際のところだと思います。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは年初来高値をとってきました。　しかし、何となく強くないと言う印象を受けたのは私だけでしょうか？　市場が開いた直後は勢い良く上昇していたのですが、途中から息切れし、後はだらだらとしていただけ、下げる気配は無かったのですが、上昇力も無かったようです。

　為替（ドル/円）も一気に円安となった為、目先一服感が出ているようで押し目を形成する動きとなっています。　短期調整かも知れません。　しかし、円安の流れは止まった訳ではなく、中期的に円安は続くと見ています。　日本以外の国は景気回復が鮮明になって来ていますので、金利差で円が売られる流れは間違いの無いところです。　常に後手に回っている日本の政策は、これが狙いだったのでしょうか（笑）

　明日の日経平均株価予想ですが、円安一服では上昇は難しいと思います。　そして、ＮＹダウやナスダックの動きが今ひとつ（私的感覚）ですので、続落の展開となるでしょう。　ＳＱ前の水曜日ですので、売り方のチャンスとなるかも知れません。　「買い方は休むも相場」で良いのではないでしょうか。　買う、売る、休む、しっかり使い分けてみんなで儲けましょう。　本日は以上です。

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