明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年4月5日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共にお休みでした。　したがって米国雇用統計の発表を受けて最初に開いたのが日本市場と言うことになります。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は数値の改善を好感し、高く寄り付きました。　今夜の米国市場が高いのではないかと言う推測を先読みする形です。　為替も９４円台だったことも追い風となったようです。　しかし、米株高は推測だけであって実際どうなるかは、やってみなければ判らないと言うことで、それ以上に買い進まれることはありませんでした。

　株価はしだいに下げてゆきますが、下げたところでは買いが入り１１３５０円付近でもみ合いながら前場を終了しました。

　後場も１１３５０円付近でのもみ合いでスタートしました。　株価は一時昨日比変わらずまで下げてしまいますが、前場同様下げたところでは買いが入るようで、しだいに戻し、１１３６０円でフィニッシュしました。

　一日を通してどちらに行けば良いのか分からない気迷い相場だったと思います。

明日の日経平均株価予想

　雇用統計を受けて今夜の米国市場がどうなるか、感心が集まるところです。　今のところ米国株先物は上昇していますので、高い始まりとなりそうですが、注目したいのは寄り付いた後の動きです。　更に買い進まれるのか？　それとも材料で尽くしで利食い先行の動きとなるのか？　やってみなければ判りません。

　日経平均先物は、今週末にＳＱを控えていますので、予想がしにくい状態です。　明日あたりから駆け引きが始まるのではないかと考えます。

　そんなこんなで明日の日経平均株価予想はお休みさせて頂きます。　はっきり言って分からないと言うのが正直なところです。　今夜の米国株の動きに注目して、明日以降の予想の判断材料としたいと思います。

　最後に、先週末にも申し上げましたが、騰落レシオとサイコロジカルラインは、天井圏にあります。　いつ下落に転じてもおかしくないので、短期の買い玉はいつでも逃げられるようにだけしておいてください。　本日は以上です。

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