明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年3月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　寄付きから上昇し、その後は横ばいかナスダックは下げ気味の展開でした。　寄ってから動かないのは、少し前の日本市場と良く似ています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後利食いに押されたか、昨日比マイナスをつける時間帯もありましたが、小幅高のプラス圏で前場を終了しました。

　後場も同じところからの始まりとなり、横ばいを想像したのですが、しだいに買い方優勢となり、今度はレベルを上げてのもみ合いとなりました。

　大引けにかけては更に上値を試す展開となり、とうとう１１１００円を超えてしまいました。　大引けは１１１２０円、勿論新高値です。　為替（ドル/円）を見てみると、後場から円安の流れとなっていて、これも株価を押し上げる支援材料となったようです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場は上昇したと言っても新高値を取ってくるほどの強さは無く、足踏み状態が続いています。　それも仕方が無いことで、今夜Ｓ＆Ｐ/ケース・シラー住宅価格指数や、消費者信頼感指数の発表を控えていて、明日はＡＤＰ全国雇用者数や、シカゴ購買部協会景気指数の発表があります。　週末には失業率の発表があり、何と言ってもこれが目玉でしょう。　日に日に動き辛い環境となりそうです。

　一方日経平均や日経平均先物は強いの一言です。　騰落レシオの過熱など何のその、見て見ぬふりをしているようです。　こんな時に下手な売り建てをすると大やけどしそうですね。　「行けるところまでついて行く」それが今の投資スタンスなのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、当然上です。　今、これを書いている瞬間に、為替も円安の流れが加速しています。　明日まで続くかどうかは分かりませんが、円高株安の材料は何もありません。

　今日はかなり楽天的なコメントとなりましたが、そんなときに限って突然悪材料が出てきたりしますので、油断だけはしないようにしてください。　買い持ちされている多くの方は、利益が乗っているものと思います。　そんな時こそ少し下に売り指値を入れ、上がったらその売り指値を上げて行くと言う投資手法もありますよ。　本日は以上です。

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