明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年3月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇して戻ってきました。　昨日ギリシア問題を気にして日経平均は下げたのですが、ＮＹダウやナスダックは反応薄でした。　既に折り込み済みなのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は少し高く始まりました。その後はもみ合いとなりますが、前引けにかけて上昇し、１０７５０円をクリアしてきました。

　後場はその１０７５０円を挟んでのもみ合いが大引けまで続きました。　昨日の午後、「ギリシアがＩＭＦに支援要請の可能性」が伝わった直後に急落した分だけ、戻って来た形です。　結果的に膠着相場が続いていると言うことです。

　ただ、現物の日経平均株価が先週のＳＱ値を上回った事が明るい材料だったのではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは引き続き強い状態で、過熱指標には目を瞑って、上だけを見ているようです。　ナスダックはもみ合い気味ですが、ＮＹダウの引け味が良かった為、今夜も上昇が期待できそうです。

　日経平均先物も上昇トレンドを維持しています。　ボリンジャーバンドで見ても+１σと+２σの間に位置し、ボリンジャーバンド自体も上に開いていますので、+１シグマを割り込まない限り上を見ていても良いと思います。　ただ、毎日のように申し上げていますが、オシレーター系の指標が過熱状態ですので、昨日のように何かの悪材料を言い訳にして下落する可能性は否定できません。　いつそういう状態になっても良いようにＥＸＩＴラインの設定をしておきたいものです。

　明日から３連休となりますので、予想は控えます。　たまには株のことを忘れてお花見に出かけて見ようかと思っています。　私の家の近くに京都御所（京都御苑）があります。　広大な敷地の北のほうに近衛池があり、その池の畔にある枝垂桜が咲き始めているそうです。皆さんも楽しい連休をお過ごしください。　本日は以上です。

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