明日の日経平均株価予想 TOP>>2010年の記事>>明日の日経平均株価予想 3月4日
明日の日経平均株価予想
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本日の日経平均先物の動き |
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昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に小幅安で戻ってきました。 ADP雇用者数に改善が見られ、NYダウ・ナスダック共に上昇していたのですが、ボルカールール(金融規制)がはっきりしてきたことで銀行株が下げるなど、好悪材料が入り混じった相場だったようです。 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は僅かに高く始まりました。 円高の状況にかかわらず、しっかりとした始まりです。 ただ、そこから動きません。 個別では、いろいろ動いた銘柄もありましたが、指数は見ても見なくてもどちらでも良い状態でした。 相場が動いたのは後場からでした。 少し安く寄り付いた後、大量の売り玉に押され一気に下げて行きました。 為替の円高も手伝って嫌な動きとなりました。 終値は10140円、為替が反転しない限り、株価上昇は見込めない状況です。 |
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明日の日経平均株価予想 |
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NYダウやナスダックは小幅安で、動きが取れないようです。 ナスダックは一足お先に一目均衡表の雲を上抜けたのですが、更に上伸と言う訳には行かないようです。 週末にかけて重要指標の発表が相次ぎ、中国では全人代が開幕します。 大きなイベントを控え、動きが取れないと言うのが正直なところなのでしょう。 NYダウはいよいよ今日、一目均衡表の雲のねじれに差し掛かります。 今回のねじれは少し変則で雲の無い状態が10日頃まで続きます。 相場は煮詰まっていますので、その間に出てきた経済指標や、中国全人代の情報などを折り込み、動きが出てきそうです。 一方問題の為替ですが、現在円高トレンドが継続中です。 では、何処まで行くのか? 円は決して強い通貨ではなく、経済環境から見て買える通貨ではありません。 今の円高の流れは私としてはおかしいと思っているのですが、ドルやユーロはもっと弱いと言うのが市場の判断です。 しかし、いずれ見直され、円が売られる日はそう遠くないのではないでしょうか。 節目は88円付近にありますので、その付近で止まって欲しいものです。 もし、止まらなければ、昨年の11月につけた最高値に挑戦という事になります。 そうなれば、日経平均10000円割れは覚悟しなければなりません。 本日も、イベント控えなので予想は控えますが、今は無理に取引せず、「休むも相場」を決め込むのが良い時期ではないでしょうか? 来週はSQ週ですので、非常に危険な時期だと思います。 本日は以上です。 |
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