明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年3月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇して戻ってきました。　途中までは良かったのですが、引けにかけて下落してゆき辛うじてプラスを守ったという危なっかしい相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅下落で寄り付きました。　この円高の状況では仕方の無いところです。　その後も為替に振り回され、高安を繰り返すのですが、流れが円安方向に決まると上を目指す展開となりました。　前引けは何とかプラス圏で終了しましたが、方向性が出た訳ではありません。

　後場は昨日の終値を挟んで行ったり来たり、何とも面白くない相場となり、そのまま大引けを迎えました。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウやナスダックは続伸したものの、引けにかけて下落し、ここへ来て弱さを感じる動きとなっています。　一目均衡表では、遅行線が実体を上抜きました。　しかし実体が勝手に落ちてきたような形なので、あまり参考にはなりません。　ただ、相場が煮詰まってきているのも事実です。　そろそろどちらかに動きそうです。　手がかりとしては、今夜のＡＤＰ全国雇用者数、ＩＳＭ非製造業景況指数、明日の新規失業保険申請件数、そして金曜日には失業率の発表があります。　特に雇用関連に注目したほうが良いのではと考えます。

　一方日経平均先物もかなり煮詰まってきました。　三角保ち合いの頂点が近づいて来ましたので、米国株がどちらへ動くかで、動いたほうへのトレンドが発生しそうです。

　節分天井が早くやってきたので、彼岸底も早くやって来ると良いのですが・・・・・？

　ここで明日の日経平均株価予想を書きたいのですが、米国でこれだけ連日重要なイベントを控えていては予想をしたところで単なる博打となりそうなので、今日のところは控えます。　予想と逆の目が出たら怒られそうですしね。　本日は以上です。

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