明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年2月22日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇して戻ってきました。　米国公定歩合の利上げで米国株が下がるのではないかとの観測で、先んじて下げた先週末の日経平均は一人相撲だったようです。　私の正直な意見としては、下げて欲しかったです。　そうすれば、今日が最大の買い場になったことでしょう。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇して始まりました。　下げると踏んだ売り玉の買戻しが一気に入ったものだと思います。　寄り付き後も更に買戻しが続き、１０４００円を超えての推移となり、前引け間際には１０４５０円をつける場面もありました。

　後場は１０４００円を下回ったあたりでの膠着相場となりました。　上にも行かず下にも行かずのもみ合いが大引けまで続きました。

　気になっていた休み明けの上海市場も大きく値を崩すことなく、休み前の株価付近で推移しています。　こちらも一安心と言ったところでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは一目均衡表の雲の中にありながら、安定的に推移しています。　この雲を一気に上抜いて行くことは、考え辛いと思いますので、もう少しもみ合いが続くと思います。　少なくとも今週一週間はもみ合いではないでしょうか。

　気になる為替も９１円台をキープし、円安トレンドとは言えないものの安定していますので、今のところ波乱要因にはなっていないようです。

　日経平均先物も一目均衡表の雲の中でうろうろしているようで、これも一気に雲を上抜けするだけのエネルギーは無いようです。　米国市場同様今週はこのあたりでもみ合いそうです。

　明日の日経平均株価予想は、上海が大きく下げなかったことで今夜の米国市場も下げないと思いますので、小幅高を予想します。

　春の足音が聞こえてきました。　今週は暖かい日が多いそうです。　株式市場にももうすぐ春がやってきそうです。　本日は以上です。

リンク