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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年2月19日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 10123.58円 -2.05%
日経225先物(日中) 10140.00円 -1.83%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に上昇して戻ってきました。 非常に強い動きです。 スピード違反かも知れません。 そのスピード違反を止めるためか何か分かりませんが、米国市場が引けた後にFRBが利上げに動きました。 公定歩合を現行の0.5%から0.75%に上げると言うものです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値と同値の10330円での寄り付きとなりました。 公定歩合の上昇を米国市場は全く折り込んでいない為、自分で判断できない日本市場は迷ってしまいました。 しばらくもみ合った後、突然崩れだしました。 上海はお休みのはずだし香港はまだ始まっていないし、利上げを口実に売り仕掛けが入ったのか? とりあえず前場はゴングに助けられたかのような終わり方でした。

 後場は香港が下げていたのを見て核心が持てたのか、更に安いところで寄り付きました。 その後はもみ合いながら下値を切り下げる展開が続き、2時を過ぎた頃にとどめの売り浴びせが出てきました。

 大引けにかけては横ばい状態で終わりましたが、全く良いところのない一日でした。 デイトレの方は売りで大きく取れた1日ではなかったと思います。

明日の日経平均株価予想

 今回の米国公定歩合の引き上げは、そんなに悲観するようなことなのでしょうか??? 私にはそうは思えません。 FF金利ではなく公定歩合です。 FRBが一発ジャブを出してきただけで、様子を見ているだけだと思いますよ。 それに、利上げをすると言う事は、景気が回復していることの裏づけでもありますから。 過去の米国のFF金利を上げた後に何が起こったか思い出して見てください。 株価は当然ショック安となりましたが、比較的早い時期に戻って来ました。 景気が良く、企業業績も良いからこそ利上げが行われるのであって、決して利上げが先ではありません。 今夜の米国市場がどうなるか、今のところ全く読めませんが、仮に安くなっても早い時期に戻ってくると思います。

 それよりも日本株にとって円安は大歓迎です。 輸出企業の多い日本株にとって円安は何よりのメリットではないでしょうか。 その為替ですが、本日一目均衡表の雲を円安方向に抜けて来ました。 まだ安心はできませんが、公定歩合を上げたことによって米国の金利の先高感が台頭し、ドルが買われる可能性が高くなることでしょう。

 企業業績回復+円安となれば株は上がらないはずはないと思いますよ。

 今夜の米国株の反応が分かりませんので、短期の予想はできませんが、春に向かって株式市場も暖かくなって欲しいものです。 本日は二十四節気のひとつである雨水です。 「降っていた雪が雨に変わり、積もっていた雪が溶け出す頃」と言う意味だそうです。 実際の気温も来週から暖かくなるようです。 本日は以上です。

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