明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年2月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に一昨日の流れを引継いで、上昇しました。　ナスダックは危ない場面もありましたが、引けではしっかり戻しました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高での始まりとなりました。　昨日大きく上昇しただけに、利食いや戻り売りに押され、重い展開が続きましたが、前引けは何とかプラスで終わることができました。

　後場は一段高で始まりましたが、やはり後が続きません。　為替もなだらかに円高方向に動いていたのも上値を抑える原因のひとつだったのかも知れません。　ただ、大引けでは上に向かい１０３３０円の４０円高で終わることができました。　続伸です。

　大幅上昇の後の小幅上昇陽線引けは、悪くない終わり方ではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　米国市場続伸は歓迎なのですが、少しスピード違反気味ですので、今夜あたり一服する可能性が高いと見ます。　いくつかの逆張り指標に売りシグナルが点灯していますので、少し休んだほうが良いのではと考えます。

　一方日経平均先物は米国同様一目均衡表の雲の中、このまま一気に雲を突き抜けるとは考えにくいのではないでしょうか。　底を打って反転した可能性は非常に高いと思いますが、本格上昇にはもう少し時間が欲しいところです。　「節分天井彼岸底」が前へずれたと考えた場合、天井から底まで約４５日かかります。　１月１５日の高値から今日で３４日目ですので、日柄が少し足りないような気がします。

　明日の日経平均株価予想は、今夜の米国株一服を受けて小反落を予想します。　週末でもありますので、「ひと休み、ひと休み」　本日は以上です。

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