明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年2月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅高で戻ってきました。　場中大きく下落する場面もありましたが、引けでは何とかプラス圏まで戻したようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１００００円割れからのスタートとなりました。　ＮＹダウやナスダックは戻したものの、ＣＭＥ日経平均先物が１００００円を割れて引けていたことが原因でしょう。　その後１００００円より下は安いと見た投資家の買いや売り方の買戻しもあったようで、すぐに１００００円を回復し、先週末比±０円までありました。　しかし、今の外部環境ではそれ以上は買い進めず、１００００円より少し上で前場を終了しました。

　後場も同じようなところからのスタートとなりますが、買いが入らないまま時間だけが過ぎてゆきました。　相場が動いたのは１時半を過ぎた頃です。　突然売りが優勢となり、一気に１００００円を再び割り込んで行きました。　途中、多少の抵抗があったようですが、反発には至らず、本日の安値圏で大引けを迎えました。　日経平均及び日経平均先物が、４桁で終わったのは、久しぶりのような感覚です。　調べてみますと昨年１２月１０日以来、約２ヶ月ぶりのことです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックの日足のチャートを見てみると、長い下髭が出現しています。　先週末の日中足を見てみると、場中大きく下げ、ＮＹダウは１００００ドルを割り込んでいたのですが、途中から買いが優勢となり、とうとうプラスにまで戻して終わっています。　「コツン！」と音がしたような形となっています。

　一方日経平均先物も本日寄り引け同時線（十字足）となりました。　上髭が長いことが気になりますが、相場は迷っていると取るべきかと思います。　為替（ドル円）も終日横ばいとなり、何の材料にもならなかったようです。

　明日の日経平均株価予想ですが、今夜の米国市場は上昇すると思いますので、明日は上を予想します。

　欧州不安やキリンとサントリーの破談、不透明な材料が出てきましたが、明日は良い日になりますように。　本日は以上です。

リンク