明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年2月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高とまちまちの結果となりました。　朝早くに為替が９１円台だったことに期待していたのですが、日本市場が始まる頃には再び９０円台に戻ってきてしまい、何の手掛かりも無いままの本日の寄り付きとなりました。

　１０円高で寄り付いた日経平均先物は、もみ合いの後、右肩下がりの展開となりました。　何度かもみ合う場面もありましたが、反転のきっかけとなる材料も無く、下げたままでの前引けとなりました。　昨日も申し上げたかと思いますが、トヨタのリコール問題は、トヨタ本体だけではなく、その周辺銘柄にも影響を与えています。　好業績にもかかわらず、この先のトヨタ車排除の動きを心配してのことと思います。

　後場も下落の流れは止まらず、株価はどんどん下げ、とうとう１０３００円を割り込みました。　後場後半から大引けにかけては少し買い戻されましたが、終日軟調な一日になってしまいました。　今日も「休むも相場」と言う格言が当てはまったと言うことでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックも「休むも相場」だったのでしょうか？　ＡＤＰ雇用統計には、改善が見られたようなのですが、あまり反応しなかったようです。　民間の指標より今夜の失業率発表の方を重視しているのでしょうか？

　一方日経平均も一旦底を打ったような形となっていますが、トヨタの今後と為替の方向性が定まらないので、積極的な買いが入っていないようです。（主に外国人）　それに加え、日米共に好業績発表直後に売られるケースが今回多いような気がします。　「高値圏の好材料は売り」ということなのかも知れませんね。

　明日の日経平均株価予想ですが、今のところ動きが取れないと言うのが正直なところです。　明日もお休みですかね？　ただ、下げすぎている銘柄が続々出てきていますので、そういう銘柄をマークしておく必要はありそうです。　本日は以上です。

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