明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　恐れていた２段目の下げがやってきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下げて寄り付きました。　寄り付き後も株価は下落し、１０２００円近くまで下げてしまいました。　その後安値付近でのもみ合いが続き、そのもみ合いがダブルボトムのような形となり、前引けにかけて少し戻しました。

　後場は為替がやや円安に振れた事と上海が切り返したことで安心感が出たのか、１０３００円を超えての寄り付きとなりました。　しかし、上げはここまでで、徐々に下げて行く展開となります。　途中反発するのかと期待を持たせるような場面もありましたが、大引けにかけて再び売られ、前場の安値もあっさり割り込んでしまいました。

　終値は結局１０１６０円で、１００００割れが聞こえてきたような気もします。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウは一時一目均衡表の雲を下抜ける場面もあったのですが、引けでは何とか雲の中に戻ってきました。　とは言っても強く戻した訳ではなく、なんとかしがみついたと言った形容が当てはまるのではないでしょうか。　２７日の記事で申し上げた恐怖の下げパターンが何となくはまってしまっているように思います。　この先どうなるのかが気になるところですが、今の段階では今夜反発するとはとても言えない状況です。　一目均衡表の雲を下抜けて、１００００ドルの攻防となる可能性が高いのではないかと思います。

　為替も円高トレンド継続中で、何かインパクトのある材料が飛び出さない限り、反転は望めません。

　と言うことは、来週は暗い始まりとなるでしょう。　ＮＹダウは１００００ドル、日経平均は１００００円と仲良く大台を守れるか？　と言うのが焦点となりそうです。　ただ、ここまで下げてきたのだからと言う事での打診買いも入りやすくなりますので、少量買ってみるのも面白いところです。　月曜日か？火曜日か？それとも水曜日か？　どこかで必ず底が入りますので、来週はそれをしっかり見極めたいと思います。　今年は「節分底彼岸天井」？？？　本日は以上です。

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