明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月25日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に続落し、オバマショックを引継いだ形となりました。　金融システムとしては、悪くは無いと思うのですが、市場には受け入れられていないようです。　米国市場は長らく上昇してきただけに、オバマショックを言い訳に、手仕舞い売りも多かったのではないかと思います。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然下落して始まりました。　しかし、ここまで下げれば押し目買いも当然入るレベルです。　寄付きから一旦上昇、その後もう一回下を試すのですが、寄り付き値を割ることができません。　そしてすぐに買いが優勢となり、上昇して行きました。　前場は１０５００円に届かなかったのですが、比較的に底固さを感じました。　寄り付き前の外資系が買い越しだったことも味方したのではないかと考えます。

　後場は前場の流れを引継ぎ更に上昇して始まりました。　そして、更に上値を追う動きとなるのですが、為替も横ばいで材料難から後が続きません。　大引けでは何とか１０５００円を上回ることができました。

明日の日経平均株価予想

　米国株は続落中ですが、そろそろ一息ついても良いのではないでしょうか。　このまま奈落の底まで落ちて行くような悪法案では無いと思います。　ＮＹダウのボリンジャーバンドを見ても一気に－３σ付近まで下落しましたので、一旦反発かもみ合いに入ると思いますが、その後の上げ下げは今のところ判りません。

　日経平均先物も米国株に追随するように下げ、おまけに円高になりました。　これではどうしようもありません。

　一目均衡表を見てみると、何と今日は変化日です。　雲がちょうどねじれていますので、反発に期待したいところです。

　明日の日経平均株価予想は上です。　このまま落ちて行くような環境にはどうしても思えません。　とりあえず一息ついて仕切りなおしと行きたいところです。　本日は以上です。

リンク