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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月22日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 10590.55円 -2.56%
日経225先物(日中) 10590.00円 -2.30%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に大幅下落で戻ってきました。 オバマ大統領の金融取引規制案が市場に受け入れられず、銀行株を中心に大きく値を下げる銘柄があったようです。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、為替も円高に振れていたこともあって大きく窓を開けて下落しての始まりとなりました。 晴天の霹靂と言うか寝耳に水と言うか予想もつかない事態が起こってしまいました。

 その後株価は更に下へと向かいました。 寄付きがオバマショックの分で、そこから下は信越化学の決算が悪かったことを受けての信越化学ショックの分と考えても良いのかも知れません。

 10時台に入って下落は一旦おさまり、反発も無く前引けを迎えました。

 後場寄り直後に一旦下へ突っ込みますが、すぐに戻しそこからは様子見の横ばいとなります。 1時半を過ぎた頃からしだいに下値を切り上げます。 押し目買いが入ってきたようです。 しかし、こんな環境では続くはずも無く、大引けは10590円で終了しました。

 日経平均は、25日移動平均線を僅かに下回りましたが、日経平均先物は何とかこらえた格好です。 さて、これが良い押し目になったのか? はたまた下落の狼煙となったのか? 非常に難しいところです。

明日の日経平均株価予想

 米国株大幅下落で波乱の週末となってしまいました。 その米国株がこのまま下げて行くのか、それとも今夜反発するのか、注目の集まるところですが、私は反発を予想しています。

 オバマ米大統領は21日、銀行のトレーディングや拡大路線を制限するなどの金融規制を強化する姿勢を打ち出した。[ニューヨーク 21日 ロイターより引用]とありますが、議会を通過したわけでもなく、市場は「ノー」と言う反応です。 本当にできるのでしょうか? 考え方の方向性は悪くは無いのですが、今年は中間選挙がある年です。 株価が下落していては選挙は戦えないのでは無いでしょうか。 先日もどこかの補選で民主党の候補が負けていました。 議会でも民主党が過半数を持ってる訳でもありませんので、法案として上がってきても修正を重ねて、議会を通過する頃には骨抜きになっていることが予想できます。 昨夜の米国株の急落は、突然の発言に驚いたリアクションだったと思います。

 来週月曜日の日経平均先物は、上昇して始まることを予想します。 来週から新しい波動が始まりますように。 本日は以上です。

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