明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇し、ＮＹダウは新高値を記録しました。　為替も９１円台となり、日経平均上昇のお膳立てができました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然高く寄り付きます。　一昨日の終値付近１０８６０円で始まり、その後は昨日同様水平飛行となりました。　昨日は前場終了まで値もちしたのですが、今日は違いました。　前引けにかけて売られ前場の安値付近で引けてしまいました。

　後場はもう少し安いところから始まり、時間の経過とともに値位置を下げるような展開です。　意図的に売られていると言うより、自然に売りが出てきて知らない間に下げてしまったと言う印象です。　２時前にはとうとうマイナス圏へ沈み、大引けにかけても反発することなく終了しました。

　何やら怪しい雰囲気になってきました。　寄り付き前の外資系も売り越しだったようで、それに加え昨日も今日も寄り付き高値と言うのが気になります。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは相変わらず強く、昨日も新高値をとってきたと言うことは、まだまだ上昇トレンドが継続していることを証明したのだと思います。　日本の景気動向からは察しが付かないのですが、本当に順調に景気が回復しているのかも知れません。

　日本はと言うと、皆さんご存知の通り不景気トレンド継続中で、政治家はカネまみれで、今は国民より自分たちの足元を守るのに翻弄しているようです。　内閣支持率も下がっているようなので、鳩山さんも小沢さんもここらでスパッと辞任したほうが国民受けすると思いますよ。　このままでは内閣支持率はもっと下がるのではないでしょうか。　国のトップがこんな状態では安心して株を持つ気にならないと言うのも事実なのかもしれません。

　日経平均先物は、昨日ボリンジャーバンドの+１シグマを割り込み、本日更に下へ行ってしまいました。　かなりやばい状態です。　為替が大きく円安に振れれば話は別ですが、そうでない限り一旦調整と見るべきでしょう。　５日移動平均線も昨日から下を向き、日経平均先物は２５日移動平均線に向かっているようです。　今は買いは厳禁と考えるほうが正解かも知れませんね。　ＭＡＣＤも昨日から陰転していますので、「休むも相場」を決め込んでは如何でしょう。　場合によっては空売りも有りかも知れませんが、企業業績が回復してきているのも事実ですので、ロスカットの設定も忘れることはできません。

　明日の日経平均株価予想は下です。　２５日移動平均線付近までの下落は考えておいたほうが良いでしょう。　先ほども触れましたが、為替には注意です。　円安＝株高です。　本日は以上です。

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