明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に休場で、何の手掛かりも無い状態の始まりとなりました。　小幅高で寄り付いた日経平均先物は、すぐに値を消す展開で、昨日比変わらず付近でのもみ合いとなりました。　前引けまで大きな動きは無く、ほぼそのままで引けました。

　後場は少し安く始まり、１０８００円を割り込みますが、すぐに反発し、再び１０８００円を超えてきました。　しかし、朝からの円高の流れが止まらず、株価は下方向へと動きました。　１０７５０円を割り込むところでは、これを押し目と判断したのか多くの買い玉があり、１０７５０円を超えたところでのもみ合いが大引けまで続きました。

　昨日欧州株が高かったので、もう少ししっかりするかと思えたのですが、本日も円高に弱い日本市場の姿を見てしまいました。

明日の日経平均株価予想

　先週末のＮＹダウやナスダックは下落しました。　好決算のインテルなどが材料出尽くしで売られ、下げてしまいました。　「噂で買って事実で売れ」と言う格言通りの動きだったのですが、次の決算がもっと上だと仮定すれば、中長期的には押し目ということになります。　米国の景気回復はまだまだ序の口ですので、押したところは拾われると考えるべきではないでしょうか。　今夜の米国市場を見ずに決め付けるのは良くないかも知れませんが、日本より回復のペースが断然速いと言うのもまた事実です。

　昨日欧州市場も上げていたので、今夜の米国株は反発すると予想します。　したがって明日の日経平均株価予想は反発です。　ただ、今の目の上のたんこぶは為替です。　短期的だとは思いますが、ここ１０日間ほどは円高の流れが続いていますので、気をつけなければなりません。　何時何処で円安の流れに変わるのか、きっかけは何なのか、注意して見極める必要がありそうです。　変化が見られるのなら、そろそろだとは思うのですが・・・。　本日は以上です。

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