明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年1月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に反発しました。　ＮＹダウは新高値、ナスダックはチャートが行き違い線となり、更なる上昇を暗示しているようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１０８００円に乗せて始まりました。　その後少しもみ合いますが、しだいに下値を切り上げる動きとなり、昨日の暗いムードとは正反対の動きとなりました。

　後場は為替が円安に動いたことから更に高く寄り付き１０９００円を狙いに行きます。　何度も挑戦するのですが、１０９００円より上には大量の売り玉が待っていました。　大引けにかけても１０９００円をめぐって激しいバトルがありましたが、結局終値での１０９００円はおあずけとなりました。　ここから上は相当重いようです。

　１０９１０円の高値があり、終値が１０８９０円と言うのは一昨日と同じ引け方です。　短期ダブルトップになって欲しくないところです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックはやはり強かったようです。　一昨日の下げ幅を完全に取り戻し、まだ上がありそうです。　ジャンプする前に一度しゃがんだような格好です。　それほど過熱感も無く、巡航速度を守って上昇している理想的な上げ方ではないでしょうか。　ＮＹダウのような動きの時は、あまり動かず、じっくり持ったほうが儲かりそうです。

　一方日経平均先物は、昨日の下げ幅を回復して終わりました。　一昨日の新高値と肩を並べたことになります。　強いと言えば強いのですが、海外や為替といった外部要因に振り回された動きだけに、本当に強いと言う言葉が当てはまるのかどうか疑問も感じます。　しかし、日米欧とも大きく下げて行くような気がしないと言うのも事実です。　米国景気の回復とともに、このまま突っ走りそうな気配さえ感じます。

　今夜インテルが決算を発表するそうです。　パソコンが良く売れていると言う話もチラホラ聞かれます。　案外良い決算が出てくるのではないでしょうか。　発表の時間は調べていないので判りませんが、米国の場中に出てくるのであれば、インパクトが期待できそうです。　ＮＹダウやナスダックのチャートの形も良いので、米国株続伸、そして明日の日経平均株価予想も上昇としておきます。　あとは為替が邪魔をしないことを祈ります。　本日は以上です。

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