明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年12月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　１１月のＩＳＭ非製造業総合指数が予想外に低下したことが原因とされています。　今夜の失業率の発表が気になります。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の勢いをそのままに、１００００円を超えての寄り付きとなりました。　さすがにここまで上げてきたら、利食いも出たのか売られ始めました。　売られたと言っても以前のように買いが入らない訳ではなく、９９００円まで下げたところで反転し、再び１００００円を目指す動きとなりました。

　後場も底堅い動きを見せ、概ねプラス圏で推移し、引けにかけては３度目の１００００円挑戦となりました。　大引けは１００００円ジャストで終了、久々の５桁で終わることができました。

　ただ、気になったのは、東証１部で１０００を超える銘柄が下落したことです。　指数は１００００円を回復しましたが、個別ではかなり利益確定売りが出ていたものと推察できます。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウやナスダックは、引けにかけて売り込まれました。　今夜の相場に影響しないと良いのですが・・・。　とは言ってもそろそろ調整する日柄ですので、今夜は期待薄かと思います。　失業率も心配です。

　為替は今日一日落ち着いた動きで、気迷い状態だったように思います。　それが日経平均にも影響し、動きが取りにくかったものと思われます。

　来週からの動きですが、来週はＳＱの週に当たるのと、ここまで一気に上げてきたことで、売りと買いの思惑がぶつかり合うように思います。　調整やむなしと言ったところでしょうか。　難しい週になりそうです。　今夜の米国株の動き、為替の方向性、ＳＱ、今のところ未知数が多すぎますので、予想は控えたいと思います。　月曜日はあまり期待しないほうが良いかも知れません。

　本日突然の来客でＵＰするのが遅くなりました。　株より雑用に追われた一日でした。　良い週末を！　本日は以上です。

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