明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年9月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に続落となりました。　寄り付き直後は反発して始まったのですが、途中から一気に値を下げて、後は横ばい状態でした。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然下から始まりました。　本日配当の権利落ち日、そして野村ＨＤの公募増資の発表もあって、市場は金融株を中心に一気に冷え込んだ形です。　１０３４０円で寄り付いた日経平均先物は、更に値を下げる展開となり、１０２３０円を何度か叩いて前場を終了しました。

　後場は横ばいながらも若干戻して大引けまで来ましたが、昨日直近の高値を抜くことが出来なかったことで、その弱気も手伝ったような感覚を覚えました。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは続落し、先行きが怪しくなってきました。　ボリンジャーバンドの１σを割り込み、２５日移動平均線に向かって下げているように思います。　ＮＹダウはＭＡＣＤが陰転し流れが変わったようにも見えますが、ナスダックは辛うじて陰転を免れていますので、今の段階では方向性を決定することが出来ません。　今夜続落し、ナスダックのＭＡＣＤが陰転すると、トレンド転換の確立が高まりますが、逆に反発しＮＹダウのＭＡＣＤ陰転が騙しに終わるようなら、もう少し上を見ても良いのかも知れません。　今夜の米国市場は天下分け目の大一番となりそうです。

　一方日経平均先物は、大きく反落し、昨日の上げ分を帳消しにした格好となってしまいました。　８月、９月は相場に方向性が無く、ボックス圏で上下しているだけだったので、もうそろそろどちらかに振れても良いのではないかと考えています。　どちらかと言えば下でしょうか？　一旦下げてから再出発したほうが上がり易いと思います。

　来週は月替わり、今のところ９月は陰線ですが値幅が小さいので、結果は終わってみないと判りませんが、８月の高値を抜けていないので、決して強いとは言えません。　とりあえず今夜の米国市場に注目です。　本日は以上です。

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