明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年9月24日

本日の日経平均先物の動き

　連休中の米国市場は、新高値を記録するなど派手には見えたのですが、終わって見れば小動きと言ったところでした。　気になっていた為替も同じような水準だった為、日経平均先物にはさほど影響も与えず、本日の寄り付きは１０３６０円と小幅高でした。

　その後株価は一気に上昇を始めます。　本日が配当権利付き最終売買日であることから、配当取りの動きとなったのではないかと考えられます。　それ以外に特段買われる要因は無かったと思います。

　急上昇の後、少しもみ合いますが、その後は９月１０日につけた直近の高値１０５３０円トライとなりました。　しかし、売りも強く抜けません。　２回トライして抜けなかったので、少し下げて今度は助走をつけて抜こうとするのですが、やっぱり抜けずに前場を終了しました。

　後場は上海や香港が安かったことで、下落して始まりました。　しかし、ずるずる下げる訳ではなく、水平飛行状態で時間だけが経過して行くようでした。　１時半ごろ、痺れを切らした売り物が出て一旦下げますが、それがきっかけとなったのか、徐々に買い方優勢の動きへと変化し、右肩上がりの展開となりました。　引けにかけてはやや売られ、後場のもみ合い水準まで下げて終わりました。

　連休中の為替があまり動かなかったのは、何を意味しているのか？　周りの環境から見て８０円台をのぞきに行っても決しておかしくない状況だったはずなのに？　ＦＯＭＣ睨みで動けなかったのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは新高値を付け、強いように見えますが、昨日の日中の動きが気になっています。　日中足で途中まで堅調に推移していたのですが、途中から一気に下落したように見えます。　このおかげでチャートは上髭の長い陰線となりました。　トレンド転換の兆しなのでしょうか？

　一方日経平均先物は、本日上昇したものの、直近の高値を上抜くことが出来ず、２５日移動平均線の上には出てきたものの、強弱感が共存しているような、どっちつかずの状況です。

　明日の日経平均株価予想ですが、日経平均は当然配当の権利が落ちますので、下落すると思いますが、日経平均先物は、今夜の米国市場に左右されます。　今のところ、確証は無いのですが、米国市場に暗雲が漂うような気がしています。　なんといっても昨日の終わり方が悪かったと思います。　従って、日経平均、日経平均先物共に下を予想します。　本日は以上です。

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