明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年9月14日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　とは言っても新高値をつけていますので、今のところトレンドは変わってはいないように見えますが・・・。

　本日の日経平均先物は、安く寄り付きました。　米国株の下落と言うより為替の円高によるものが大きかったのではないかと思います。　その後、商いも少なく、株価は見る見る下落して行きました。　途中、中段保ち合いのような時間帯もありましたが、１０時台には更に下落し、１０１２０円までありました。

　後場は横ばい状態が大引けまで続きました。　為替が９０円台で行ったり来たりしていたので、仕方が無かったのかも知れません。　中国も上海高、香港安の状態でしたので、非常に動き辛く、積極的な投資行動が出来なかったようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは、上昇波動の中にあります。　先週末は９月１１日（同時多発テロが起こった日）だったので、買いに手控えがあったのか？　それまで連騰してきたので、チョッと一服と言ったところか？　どちらにしても良い休憩になったようです。　ただ、ここから先、上げ続けるかどうかは今夜の値動きで判るような気がします。

　上海は、本日も高く一目均衡表の雲の中に入ってきました。　思った以上に強い動きです。　ただ、本日もそうだったように最近連動性が低くなっているので、日経平均を占う意味であまり参考にならないかも知れません。

　一方日経平均先物は為替に左右される状態が続いています。　　７月１３日の高値を抜きましたので、円高トレンド継続中です。　各企業の為替想定は、９０円から９５円の間ですので、このまま８０円台に入ってくれば、輸出企業の多い日本株は上がるはずもありません。　本日午前中、ソフトバンク等の為替とあまり関係の無い企業が買われていたようですが、途中から売られマイナスになってしまいました。

　日経平均先物は、以前申し上げた三尊天井に近くなってきました。　株価は三尊のネックライン付近まで下げましたので、明日の動きが大切です。

　今夜の米国株ですが、わたし的には一服が続くのではないかと考えています。　そして、為替の反転が見えない為、明日の日経平均株価予想は、下ではないかと思います。　どのレベルまで下げるのか？　１０１１０円が関所になります。　割り込めば１万円のラインが見えてきますが、耐えれば反転の可能性もあります。　本日は以上です。

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