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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年9月11日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 10444.33円 -0.66%
日経225先物(日中) 10400.00円 -0.66%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダック共に上昇しました。 予想通りNYダウもナスダックに続き年初来高値をとってきました。 これで上昇トレンド継続中を確認できたことになります。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安く寄り付きました。 円高進行、そしてGDPの改定値が悪かったことが原因と見られているようです。

 気になるSQ値ですが、10541.92円で落ち着いたようです。 日経平均及び日経平均先物が、この値を超えて推移できれば一段の上昇が考えられるのですが、早い段階で超えられないと上値抵抗となります。

 その後日経平均先物は、一旦下落し10400円まで下げましたが、それを底とし上昇に向かいます。 しかし、10490円まで行ったところで失速し、やや下げて前引けとなりました。

 後場は前引け水準でのもみ合いスタートとなりますが、しだいに売り優勢となり10360円まで値を下げました。 引けにかけてやや値を戻したのですが、仕上げにもう一度売られ10400円で大引けとなりました。

 米国株の強さは何処へやら? 為替の円高に振り回された一日でした。 大引けでSQ値を上回ることが出来ませんでしたので、調整継続となる確率が高まったと思います。 為替が一時90円台まで入ってきましたので、更なる円高進行が考えられます。 そんな状況の中での株価上昇は期待出来ないようです。

明日の日経平均株価予想

 昨日NYダウは続伸し年初来高値を記録しました。 ボリンジャーバンドの+2σに接近中でバンドの幅も開き気味になってきました。 強いと言うほか無いようです。

 ナスダックはそれ以上に強く、+2σを超えてきました。 バンドの幅もはっきり開き上昇トレンドが明確となったようです。 買えば上がる、上がるから買うというように、買いの回転が効いた状態です。

 上海株も強く、本日3000ポイント近くまで上げてきました。 以前も申し上げましたが、ここからが問題です。 3000ポイントを超えると一目均衡表の雲や基準線があります。 おまけに75日移動平均線もありますので、上抜ければ勢いが付きますが、跳ね返されれば2800ポイント付近までの下落も考えられます。 来週の値動きに注目です。

 一方日経平均先物は、SQ値に届かず幻のSQとなってしまいました。 日本だけが取り残されたような形です。 円高に弱いのは輸出企業が多い日本株ですので仕方が無いのかも知れません。 日経平均や日経平均先物が上昇する為の条件は、この円高の流れが反転するか若しくは落ち着くかしかありません。 しかし、今のところ止まる気配は無く、更なる円高も考えられます。 90円割れもありうると考えています。

 来週の予想ですが、為替を意識した動きとなり、弱い展開となりそうです。 連日上昇している米国市場もそろそろ一服しなければならないところまで来ていますので、当然それも弱材料として効いて来ると思います。 以前にもお伝えした日経平均の三尊天井も現実のものとなりつつあります。 為替が落ち着くまで買いは控えた方が良いのかも知れません。 本日は以上です。

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