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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月31日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 10492.53円 -0.40%
日経225先物(日中) 10450.00円 -0.75%

 昨日は衆議院総選挙が実施され、民主党が大勝しました。 米国同様国民はチェンジを望んでいたようです。 自公の大物政治家が次々落選して行くのを見ていると、一つの時代が終わりを告げたようにも見えました。

 選挙はあくまでも結果ですので、ここからは民主党のお手並み拝見と言うところでしょうか。 「どうせ民主党には何も出来ない」と言う声も聞かれますが、早期の解散や、来年の衆参同日選挙は避けてもらいたいものです。

 本日の日経平均先物は、ご祝儀?とばかりに窓を空けて上昇し、寄り付き後もどんどん上昇して10770円までありました。 しかしそこからがいけません。 為替の円高が一気に進み92円台に入りました。 新政権への期待からの円買いだったのでしょうか? 日経平均先物もそれに合わせるように下落して行き、マイナス圏で前場を終了しました。 ジェットコースターのような値動きに乗って、往復でとられた方、おめでとうございます。

 後場も上海市場が下落していたことで、更に下へ突っ込みます。 しかし、その後先週末比変わらず付近まで戻し、後は気迷い横ばい相場が続きました。

 大引けにかけて再度売られ、結局80円安で終了しました。

明日の日経平均株価予想

 NYダウやナスダックは、高値圏での横ばいが続いています。 いくつかの逆張り指標には売りシグナルが多く点灯していますので、今夜の動きしだいでは、調整入りする可能性も出てきています。

 一方上海総合指数が、先週末に一目均衡表の雲を下抜け、本日も大きく下げています。 ちょっと底が見えなくなってきました。 2300ポイント付近までの下落が考えられますので、9月相場に暗雲が立ち込めてきました。

 日経平均先物は、上でも述べましたが、民主党の大勝によって大きく上昇しましたが、終わって見ればマイナスで、上髭の長い大陰線となってしまいました。 ローソク足も包み線となり、更に大引けは逆ザヤでした。 何やら下げる理由が目白押しです。

 民主党の大勝は折り込み済みだったはずですので、朝方の上昇は不思議でたまりません。 「噂で買って事実で売れ」と言う格言がありますが、その通りになったようにも見えます。

 明日の日経平均株価予想は、当然下落と予想します。 ここまで連続月足陽線を記録してきましたが、9月は陰線になりそうです。 本日は以上です。

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