明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇しました。　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、やや高の１０５６０円で寄り付きました。　選挙控えもあってかその後は大きく動くことも無く、上海待ちのもみ合いが続きました。

　その注目の上海なのですが、寄り付き後下方向へ動いたことから、後場の寄り付きは昨日比マイナス圏からのスタートとなりました。　そして一進一退を繰り返しながら、大引けでは何とかプラスを保つことが出来ました。

　選挙前と言うことで、大きくポジションをどちらかに傾けることも出来ず、非常に眠たい相場で何度か居眠ってしまいました。

　前回の郵政民営化選挙のときは、自民党の大勝でしたが、今回は民主党の大勝になるのでしょうか？　期日前投票にもかなりの人が行っているようですが、どちらが勝っても投資家保護の政策を望みます。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウは寄り付き直後から下げていたのですが、途中からダブルボトムのような形で上昇が始まり、結局プラスで終わりました。　一見強いようですが、いくつかの逆張り指標に売りシグナルが点灯し始めましたので、気をつけなければなりません。

　ナスダックもＮＹダウと同じような日中の動きで、辛うじてプラスを維持しました。　ちょうど２５日移動平均線付近まで下げ、そこから反転し、陽線で引けたのですから、強い底堅い動きです。

　一方本日の上海市場は弱く、昨日まで支えとなっていた一目均衡表の雲を下抜けた値位置での推移となっています。　雲の下限が２９２０ポイント付近ですので、下回って引けると一気に下方向へ走る危険性があります。

　来週の相場は、選挙結果を受けてそれを市場がどう捉えるか、外国人がどう考えるかが焦点となります。　今は当然結果が判りませんので、予想はお休みさせて頂きます。　本日は以上です。

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