明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅上昇しました。　終日気迷いが続きどちらにも動けなかったようです。　選挙も近づきいよいよ難しい時期に入ってきました。

　そして日経平均先物は下落して始まりました。　その後も良いところ無く下落して行き、１０５００円をも割り込んでしまいました。　昨日の勢いは何処へやら、全く別の市場を見ているようでした。

　後場も引き続き売り込まれ、一時１０４００円をも割り込む場面があったのですが、上海が思ったほど下がらなかったことから、しだいに下値を切り上げる展開となり、大引けは１０５１０円まで戻しました。

　米国市場や中国市場は気迷い状態です。　日本市場だけが上値を追うことは出来ないようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは３日連続の気迷い相場となりました。　買いの手掛かりも売りの手掛かりも無いようで、方向感がありません。

　ナスダックも同様手掛かり難で動きがありません。　出来高も少なく上昇エネルギーに欠けますので、一度押し目を形成したほうが上昇しやすくなるのですが・・・。

　日経平均先物も米国中国両睨みなだけに、動けるはずも無く、その上総選挙も近づいてきましたので、余計に動きづらくなっています。　明日の日経平均株価予想ですが、米国や中国は現時点では判断材料にならず、今夜の米国株の動きしだいで明日が決まるとしかいえません。　只、民主党の勝利は株式市場にはすでに折り込まれたと思いますので、イベントリスク回避の手仕舞いが出てきそうです。　選挙後の市場がどうなるか判らないので、キャッシュポジションを高める動きとなるのではないでしょうか。　本日は以上です。

リンク