明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　どこまで上げるのか、昨日もザラバで年初来高値を記録しました。　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高く寄り付きました。　その後もみ合いながらも上昇し、１０６００円を伺うのですが、上海市場がどう寄り付くかが気になったか、それ以上買いあがることも出来ず、もみ合いながら前場を終了しました。

　上海は安く寄り付きましたが、その後すぐに昨日比プラス圏へと上昇した為、日経平均先物の後場も高寄りで始まりました。　そして更に上昇し、年初来高値の１０６４０円をあっさりブレイク、１０６６０円まで上昇しました。　しかし、そこから上には大量の売り玉があり、買い方と売り方の激しいバトルが繰り広げられました。　とりあえず勝ったのは買い方で、１０６８０円まであったのですが、売り方の意地や高値警戒感から上昇力に陰りが見えたか、ダブルトップを形成、大引けは少し売られ、１０６４０円で終了しました。　米国株や中国株に支えられた日経平均先物は、堅調そのものと言った感じの一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは新高値となりましたが、先週ほどの勢いは感じられず、チャートでは上髭の長いトウバが２日連続で立ちました。　トウバが立つと言うことは、場中に買いが続かず押し戻された格好ですので、上昇トレンド継続中ながら、警戒はしなければならないと言ったところでしょうか。

　ナスダックもＮＹダウ同様上髭の長いほぼ十字足が出現し、警戒が必要です。　十字足が出たからと言って、今夜すぐに下げるかと言うと、下げる決め手もありません。　非常に微妙なところです。

　一方日経平均先物は、上でも書きましたが、米国と中国に支えられ、順風満帆で年初来高値をとってきました。　幅が狭くなってきたボリンジャーバンドの１σを上方ブレイクし、再び上昇トレンドとなりそうな勢いに変わってきました。　懐疑的な部分もありますが、明日の日経平均株価予想は上と言うほか無いでしょう。　警戒感を持ちつつも、今は相場について行くほうが得策かも知れませんね。　本日は以上です。

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