明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。　昨日米国株の下落を先読みして下げていたと言っても良いのかも知れません。　寄り付き直後から買われだし、一気にプラス圏へと上昇しました。　そしてその後は押し目を入れながら堅調な足取りとなり、高値１０３３０円までありました。

　後場は上海が下げていたことで、プラス圏ながら前引けより安いところからのスタートとなりました。　その後は一進一退を繰り返しながら横ばいが続きます。　相場が動いたのは１時２０分をすぎた頃でした。　株価は一気に下へもって行かれます。　１０１７０円までありますが、そこからは買い方の出番とばかりに切り返して、後場最初のもみ合い域をあっさり上方ブレイクして行きました。　大引けは後場の高値１０３００円で終了しました。

　強いのか弱いのか、いまひとつ理解しがたい値動きの一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは、寄付きから大きく値を下げ、２５日移動平均線付近でようやく止まったと言う状況でした。　これが単なる上昇トレンドの中の押し目なのか？　そうではなく、下落トレンドの始まりを告げる下げなのか？　もう少し見てみないと分かりません。

　ナスダックも大幅に下落し、こちらは２５日移動平均線を割り込んでしまいました。　今月に入ってからの狭いボックス圏をはっきり下抜いた形です。　ナスダックも押し目なのか？　下落の始まりなのか？　今の段階では決めることは出来ません。　昨日窓を空けて下落していますので、今夜窓埋めに向かうのか？　それとも反発力が弱いのか？　今後の動きは今夜の動きしだいと考えて良いのではないでしょうか。

　一方日経平均先物は、本日とりあえず反発したようですが、私の印象としては弱いような気がします。

　明日の日経平均株価予想は今のところ今夜の米国しだいとしか書けません。　ＮＹダウやナスダックは、一旦リバウンドの動きを見せるかも知れませんが、その後は気迷いとなりそうです。　すると明日の日経平均先物も小動き中国睨みの展開が予想できます。　本日は以上です。

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