明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ここまでは予想通りの展開です。　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。　寄り付き直後１０５１０円まで下落し、下方向へ動くかと思わされましたが、すぐに切り返し昨日比変わらず付近でのもみ合いとなります。　このもみ合いは、前場を通して続き、いつも通りと言えばいつも通りの展開でした。

　後場は少し安く始まりましたが、前場の流れをそのまま引き継ぎ、やはり変わらず付近での展開です。　２時半をすぎた頃、本日の高値（ボックス圏の上限）を上抜き、１０６００円（年初来高値）を目指しました。　しかし、かなり思いようで、一瞬タッチしたような格好で、大引けでは届きませんでした。

　１０６００円は昨日２回、本日１回（合計３回）挑戦しましたが、いずれも押し戻されました。　ここを超えて行くには何かの追い風が必要なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウはボリンジャーバンドの１σを下値とし、堅調な動きと言って良いでしょう。　昨日は下げましたが、このラインを割り込むことなく戻していますので、現段階では大丈夫と言ったところでしょうか。

　ナスダックはボリンジャーバンドの１シグマを割り込み、昨日はほぼ十字足を形成しました。　かなり陰りが感じられます。　雇用統計の改善にもそれほど反応していませんので、崩れるならナスダックからかも知れません。

　日経平均先物は、上でも書きましたが１０６００円の壁が立ちはだかっています。　ＳＱを前にどう動くのか、テクニカルで考えても明日の予想は当たらないと思いますので、今日のところはお休みさせて頂きます。

　バークレイズの動向が気になります。　ＳＱに向けて大量に仕込んだ買い玉を何処まで引っ張るのか？　いづれどこかで売ってくるはずですので、気をつけなければなりません。　本日は以上です。

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