明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年8月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落して帰ってきました。　しかし、ＣＭＥ日経平均先物が、あまり下がらなかった為、日経平均先物の寄り付きは、小幅高となりました。　その後すぐに１０３００円を回復、更に堅調な足取りで上昇して行きました。

　後場も株価は堅調で１０４００円付近まで上昇し、もみ合いに入ります。　２時前に、更に上昇し、高値１０４４０円までありました。　大引けにかけては少し下げましたが、引け値比較で一昨日の年初来高値の１０４００円に肩を並べる引け値になりました。　日経平均株価は引け値比較で年初来高値となり、昨日とは一変した非常に強い足取りでした。

明日の日経平均株価予想

　米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した７月の非製造業部門総合指数（ＮＭＩ）は４６．４に低下し、景気判断の分岐点となる５０を下回った。　また、７月のＡＤＰ全米雇用報告は、民間部門雇用者数が３７万１０００人減となり、労働市場が依然として弱いことを示唆。　米労働省が７日に発表する７月の雇用統計への警戒感が強まった。（ロイターより抜粋）

　そんな理由で下げた米国市場だったのですが、思ったほど下げず、ＮＹダウは、大きく下げた後、右肩上がりで戻してくるような値動きでした。　下げるには下げたのですが、印象としては強さを感じました。

　一方日経平均先物も、とてつもない強い力を感じました。　昨日の予想は大ハズレ、皆様方にはご迷惑をおかけしました。

　昨日の弱気相場はどこへ行ってしまったのか？　今日上げる理由は何も無かったと、今でも思っています。　日経平均が高値を追っている時は、騰落レシオも上昇してくるのが普通なのですが、今回はそうではありません。　非常に難しい相場です。

　明日の予想ですが、今日の流れから考えれば上しかありませんが、昨日そのパターンではずしていますので、今日は様子見とさせて下さい。　為替が微妙なところに来ています。　三角保ち合いの頂点付近です。　「保ち合い離れにつけ」と言う格言がありますので、どちらに離れるか見極めてから予想したいと思います。　本日は以上です。

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